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玉川温泉 |
独断ミシュラン 総 合 点 ☆☆☆☆☆ ゆったり度 ☆☆☆ ひなび 度 ☆☆☆☆ ぴかぴか度 ☆☆☆ 眺めの良さ ☆☆ 泉 質 ☆☆☆☆☆ 投資満足度 ☆☆☆☆☆ |
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| たまがわおんせん |
泉質／源泉温度： |
酸性含二酸化炭素・鉄（2）アルミニウム塩化物泉（等張性・酸性・高温泉）／98℃ |
| ＧＰＳ情報 | 緯度 北緯 39ﾟ57'42.34" 経度 東経 140ﾟ43'39.31" |
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（1999年当時の記録です） 硫黄の湯気が勢い良く噴出する谷にある湯治場で、皮膚病などに効く。ＰＨ1.2の強酸性温泉が秘めるその強烈な効用は、「末期ガン患者も訪れる」というほど。温泉医学の観点でも世界的にも有名な温泉地である。このため、山奥にある秘湯であるにもかかわらず、訪れる人の姿が絶えない。事実、ここでかなり病状が改善したという人も少なくないという。そうした情報については様々なサイトでもうさんざん書かれているのでここでは細かくは書かないが、「レジャーで温泉を楽しむ」というより、真の意味で「湯治」に訪れる人が多いという印象だ。
温泉の敷地は広大。内湯がある建物と、その周囲に広がる源泉地帯から成っている。建物の近くにはござを抱えた人が多くうろうろしているので初めは何だろうと思うが、この谷ににある３０分ほどで一周できる遊歩道を歩くと、実はこのござ、この温泉の独特な温浴法に用いる道具であることが分かる。遊歩道を２、３分ほど歩くと、硫黄の湯気が爆発するように噴き出す地点がある。ここでは皆がござを敷き、湯気の方向に頭を向けて寝ている。ここで寝ながら全身に温泉の蒸気をあてようというものだ。さらに歩くと、モンゴルのパオを連想させるような１０-２０人程度（？）が寝られる小屋が複数あり、中でござを敷いて蒸気浴ができるようになっている。その外では温浴の順番待ちをしている人がござをかかえて待っており、かなり独特な強烈な光景だ。遊歩道のすぐ脇には小さな露天風呂もあり、何百人もの人に見られながらでも良ければ入浴できる。
内湯のある建物は比較的新しく、規模も大きい。売店では粉状の湯の華（ほとんど余計なものをまぜない純度の高いもの）を売っているほか、究めて珍しい「練り湯の花」も売っている。湯の花はいずれも千円。ここも週末にはごった返し、旅館前の駐車場はおろか、徒歩５分ほどの場所にある駐車場にも車が入り切れなくなる（ここでキャンプをしている人もいるようだ）。その場合はさらにそこから５分ほど上にあるバス停の広場に車を止めて歩かねばならない。冬季は雪に埋もれるので、自家用車での訪問は不可能。ともかく「温泉力」の底力を思い知らされるような場所である。
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| 玉川温泉の全景。湯気がもうもう | 通路には露天風呂も | オンドル型の小屋 | すごく危険そうな源泉 |
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| その説明看板（みえにくいですが） | 湯気を浴びる人々 | （番外編）こんな湯の華も |