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多田羅温泉
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独断ミシュラン 総 合 点 ☆☆☆ ゆったり度 ☆☆ ひなび 度 ☆☆ ぴかぴか度 ☆☆☆ 眺めの良さ ☆ 泉 質 ☆☆ 投資満足度 ☆☆☆☆ |
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| たたら |
泉質／源泉温度： |
含放射能線（ラドン）塩化物冷鉱泉／22.2℃ |
| ＧＰＳ情報（微妙にずれる場合があります） | 緯度 北緯 34ﾟ15' 7.42" 経度 東経 133ﾟ 2'52.44" |
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私は神奈川（一時は北海道）在住という関係もあり、これまで四国の温泉に行くことはあまり多くなかったが、ここ数年は訪れる機会も増えてきた。2005年の1月に愛媛の瀬戸内海にうかぶ大三島を訪れるチャンスがあり、その際に立ち寄ったのが多田羅温泉である。尾道と今治を結ぶ「しまなみ海道」の途中、愛媛側の玄関口に当たる島の東側にその温泉は存在する。大三島インターで降りて一般道を左折、しまなみ海道をくぐったちょっと先を左側に入り（ちいさな看板が出ている）、600ｍほど先の坂の上にある。反対側の海側にはドーム（しまなみドーム）が見え、そちらにも温泉施設があるようだ。パンフレットなどによると、地下1000ｍからわき出る天然温泉で、神経痛や関節痛、消化器病などに効能があるという。冷鉱泉のため沸かし湯のようであるが、パンフレットによると源泉を利用している（水で薄めたりしていない）らしい。こんな島に複数の温泉施設があるというのも驚きだが、それだけ利用者も多いと言うことだろうか。
しまなみの湯は利用料金が300円と安く、地元客に人気があるようだ。入り口の券売機で入浴券を買って受付に出すという、最近の温泉施設では一般的な利用方法。ちなみに浴室に石けんやシャンプーなどはないため、自分でもっていくか、ここで買うしかない。タオルやひげ剃りなども用意してある。更衣室のロッカーは鍵付き（無料）であり比較的安心だ。さっそく利用。浴室は中小規模という感じだろうか。洗い場が6人分、大浴場は15人程度入ればいっぱいになるというぐらいの大きさ。他にサウナや水風呂、シャワーコーナーもある。私が訪れたときはちょうど正月で帰省客が多かったこともありけっこう狭く感じた。肝心の風呂だが、無色透明で温泉の臭いはあまりしない。いや正確に言うとやや塩素のような臭いが鼻についたか。お湯は非常になめらかでさらさらしている。最初に入った時は真湯に近いかなと感じたものの、しばらく入っていると、肌触りの良さを実感することが出来る。上がった後は、はだがすべすべになり、比較的長い間、体がぽかぽかしている。
ところでこの大三島には、大山祇（おおやまずみ）神社という由緒正しい神社があり、参拝客が多く訪れる。国宝館には源義経が奉納した鎧など、「なんでこんなすごそうなものがこんなにあるんじゃー」とおどろくぐらい色々な文化財が保管されているので、必見である。多田羅温泉からは車だとだいたい15分から20分程度の距離だ。しまなみ海道にはほかにも色々な島に様々な温泉があるようで、こんどゆっくり巡ってみたいと思う。（2005年1月）
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| しまなみの湯の外観 | 近くにある大山祇神社 |