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横向温泉 |
独断ミシュラン 総 合 点 ☆☆☆ ゆったり度 ☆☆☆ ひなび 度 ☆☆☆ ぴかぴか度 ☆☆☆ 眺めの良さ ☆☆☆☆ 泉 質 ☆☆☆☆ 投資満足度 ☆☆☆☆ |
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| よこむきおんせん |
泉質／源泉温度： |
単純泉（含鉄）／ ℃ |
| ＧＰＳ情報（微妙にずれる場合があります） | 緯度 北緯 37ﾟ39'16.48" 経度 東経 140ﾟ15'40.51" |
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（2003年9月） 土湯峠付近はとにかく温泉銀座である。しかも秘湯ムードたっぷりの濃い温泉が点在し、秘湯ファンにはたまらない。温泉が集中しているのは、国道115号線の土湯トンネル付近の旧道沿いだ。磐梯高原側から旧道に入ると最初に現れる温泉が、この横向温泉である。キズか治るお湯のでる岩の割れ目が、女性が横を向いている姿ににていることからこの名がついたという伝説があるようだ。現在は温泉湯治療養発祥の地である源泉旅館のほか、マウント磐梯と、プルミエール箕輪という２つの大きなホテルがある。プルミエール箕輪の方はヨーロピアンスタイルのリゾートという雰囲気なのに対し、マウント磐梯はやはり洋風ながらもどちらかといえば日本風ホテルという雰囲気。スキー場の真ん前にあるので、冬の利用客もかなり多いらしい。また近くには温泉神社や日本一のナナカマドといった見所もある。
利用したのはマウント磐梯。ここは８カ所１５タイプの風呂が楽しめる「会津八湯ゆめぐりの湯」として知られる。フロントでお金を払い、階段かエレベーターで下の階に下りると、待ち合わせなどにも使える広いコーナー。その前が男女別の浴室入り口になっている。待合いコーナーにはお茶のポットが置いてあり、自由に飲めるようになっているのがうれしい（もっとも、おいしかったら製品を売店で買ってね、という宣伝用の意味合いもあるようだが）。さて、肝心の温泉。源泉は安達太良連峰からわき出る含鉄単純炭酸泉で、お湯は赤っぽい。旅館の解説によると、湧き出る源泉が空気中の酸素に触れて赤くなる湯は多いが、ここでは鉄分そのものが源泉と一緒に湧き出る。そうした湯としては日本一だという。内湯はかなり広め。大浴槽の全身湯をはじめ、かぶり湯、渦巻き湯、打たせ湯、歩行湯、泡湯、寝湯、飲泉がある。飲泉を飲んでみると、「うおー、鉄分ー！」とまでに鉄苦い。でも胃腸などによく効きそうだ。内湯はやや熱め。やわらかな肌触りと、湯上がり時のさっぱり感がいい感じだ。
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| マウント磐梯の外観 | 内湯は複数の種類の風呂がある | 男性用露天は木づくり | 古くからありそうな分析表 |
ドアから外に出ると、露天風呂がある。男性用は木造り、女性用は岩風呂になっている。さほど大きいと言うほどでもないが、足を伸ばしてゆったりと浸かることができる。目の前には緑。近くの道路が見えてしまうのがやや興ざめだが、まあその程度はご愛敬。木の縁に肩や手をかけながら、高原の涼しい風を受けていると、存分にリラックスすることができた。