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東京湯河原温泉・万葉の湯（都市型スパハウス） |
独断ミシュラン 総 合 点 ☆☆ ゆったり度 ☆☆☆☆ ひなび 度 ☆ ぴかぴか度 ☆☆☆☆ 眺めの良さ ☆ 泉 質 ☆☆ 投資満足度 ☆☆☆ |
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| とうきょうゆがわらおんせん |
泉質／源泉温度： |
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉／68℃（輸送） |
| ＧＰＳ情報（微妙にずれる場合があります） | 緯度 北緯 35ﾟ30'16.01" 経度 東経 139ﾟ28'50.56" |
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東名高速道路、横浜町田インターチェンジを八王子方面に降り、国道16号線に合流した場所のすぐ脇にある。開業は1997年4月下旬とまだ比較的新しい施設。ここで温泉が湧出している訳ではないが、湯河原温泉から1日3往復、タンクローリーに乗せて温泉を運んでくるという。これを温泉として紹介して良いものか悩むが、まあこういう形態もあり得るということで、紹介してみたいと思う。
自動車で行く場合は、横浜町田インターを八王子方面に出、200メートルほど進んだ左側、国道246号線との交差点の手前左側にある。246方面から行く場合は、16号線と246号線の交差点の一つ渋谷より、町田街道の交差点を横浜方面に入り、途中の細道を右折して16号を渡ると正面にある（こうした説明は同温泉のホームページに掲載されている）。まずは駐車券を取ってから駐車場に入れる仕組で、165台分ある駐車場は5時間までは無料。施設は入り口で料金を払うと、手拭とバスタオル、浴衣（結構センスはよく、どこぞのピンクや黄色などの人間ドック的なものとは全く異なる）と個人用のロッカーの鍵を渡してくれる。
さて肝心の浴室。内湯は大きな浴槽が一つあるだけだが、露天ゾーンは結構充実している。くねった岩組みの浴槽は普通の岩風呂と、バイブラになっている部分、打たせ湯になっている部分に分かれる。打たせ湯は二人分あり、岩が椅子がわりになるなど凝ったつくり。また丸い形の桧風呂や、ミストサウナ（男湯）、ハーブサウナ（女湯）もある。お湯は肌ざわりがやさしく、無色だがかすかにミネラルのような香りがただよう。雰囲気の湯河原温泉そのもので、とても町田とは思えず、ゆっくりできる。入浴料は高いのだが、けっこう利用者は多い。
施設内の配慮はかなり細かい。15人分ある洗い場は一人一人のスペースが仕切られており、シャワーのお湯などが隣にはねないようになっている。桧エキスを含んだボディーソープも使い心地が良い。また歯ブラシや髭剃り（女性用には化粧水など）ばかりでなく、湯上がりの喉の乾きを癒すための無料のミネラル水や、あかすり用（？）のネット、つめきり、なんと手拭を持ち帰る人のためのビニール袋まで用意されている。またキーにバーコードが印刷されており、施設内での買い物や飲食などはすべて財布を持たずに浴衣ですませられ、後で一括して精算できる。いたれりつくせりで施設についてはまったく不満がないのだが、やはり2300円はしょっちゅう来るにはちょっと高すぎかも。また貸し部屋などもあるとはいえ、無料の広い休憩施設があればと思うのだが。
蛇足だが、万葉の湯は小田原にもある。同様に湯河原からお湯を運んでいるようだが、小田原だったら湯河原まですぐではないかと思うのは私だけだろうか。